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LEARNER’S Time「性に関する講演会」
授業・学び
中学1年生は、本校の生徒目標である「学び続けるLEARNER」を実現するために、週に4時間「LEARNER'S Time」を実施しています。学校内にとらわれず、企業や地域などの社会とつながることが、この授業の特徴です。
3月は、「性(心と身体)」をテーマとして学んでいます。思春期の不安定な時期を乗り越えるうえで、自分や相手の心と身体について考えています。
3月6日には、東京学芸大学から鈴木琴子先生をお招きし、「性に関する講演会」を行いました。こちらは公開講座であり、保護者の方にもご参加いただきました。
この1年間を過ごした仲間と、今後も互いに気持ちのよい関係でいるうえでは、距離感を保つことが重要です。
これまでの生活を振り返りながら、自分や相手の気持ちを尊重するためのヒントを、考えることができる機会となりました。
講演会の内容
・思春期の心と身体の変化について、身体が変わっていくことを受け入れるということ。
・プライベートゾーン(自分だけの大切な場所)は、同意なく見たり見せたりしない。プライベートゾーンに関する話を、周りが聞こえる場所ではしない。
・交際と性的同意について。性について興味をもってもよいが、興味本位では行動にうつさない。
・自分の好きなことも、相手の好きなことも尊重することで、お互いを大切にする。
参加した生徒の感想
・思春期の気持ちの変化についてなど、自分の身体のことはわかっているつもりだったが、知らないことを新しく学ぶことができた。
・自分の気持ち(「いいよ」「いやだ」)を伝えることはとても大切。自分の意見も相手の意見も、お互いに認めることが大切。
・相手との距離感をあまり気にせず接していたが、相手が嫌だと思うことをしているかもしれないので、これからは気を付けていきたい。
