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【中学ドラマエデュケーション最終回】
授業・学び
中学1・2年を対象としたドラマエデュケーションの授業が、7月上旬に最終回を迎えました。
元タカラジェンヌの皆様を講師としてお迎えし、宝塚歌劇団に欠かせない3つの要素「芝居」「音楽」「ダンス」を軸とした授業を、全3回構成で行っていただきました。
最終回の授業のテーマは「ダンス」。
前半では、ポーズを考えながらコミュニケーションを図るゲームやストレッチなどを通じて、徐々に体を慣らしていき、後半では、楽曲にのせてダンスをしていきました。
楽曲は、第2回の授業でも扱ったYOASOBIの「ハルカ」。先生方の丁寧なご指導のもと、じっくりと振り付けを覚えていきました。
はじめは、いざ「ダンス」と聞くと難しく感じたり、戸惑いを感じる生徒も多く見受けられましたが、グループ毎にじっくりと振り付けを教えていただくうちに、だんだんと慣れてきたようです。授業が進むにつれ、皆が同じクラスの生徒たちの真剣な姿に刺激を受け、自分もよりスムーズに、より大きく体を動かそうと、懸命に取り組むようになりました。
体を動かすことに抵抗すら感じていた生徒たちが、互いに成長し合い、最後には一つの楽曲に乗せて作品を作り上げていく様子を見て、教員も感銘を受けました。
タカラジェンヌの皆様も、「生徒のひたむきな姿が見られて嬉しかった」と、喜んでくださいました。
言葉、歌、ダンスの技術ももちろんですが、物事に懸命に取り組むことで得られる達成感や、自分の思いが伝わることの嬉しさを忘れないでほしいと願っています。