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9コースから選べる5年生研修旅行 1【屋久島コース】
授業・学び
本校の研修旅行では、行先や日程の決定、またその運営をすべて生徒が行います。
5年生は9コースの企画があり、それぞれの企画が最適な時期に研修旅行を行うことになっています。
今回、夏に出発する屋久島コースの研修旅行が実施されました。
屋久島コースを企画・運営した代表生徒に、研修旅行を終えての感想を聞きましたので、Q&A形式でお伝えします。
Q:研修旅行を終えての感想は?
A:まず無事に生還できてよかったです。
そして本当に本当にこの49人で過ごした三泊四日の屋久島旅行は楽しく思い出に残るものとなりました。
特に二日目の縄文杉トレッキングは皆の記憶に強烈に残ったものと思います。
22キロ11時間のトレッキング、朝3時の起床。
登り終えた皆んなの表情は忘れられません。
自分もほんとうに倒れるかと思いました。
そして皆んなが一番楽しかったであろう最終日の海、これはメンバーのリクエストで実現した企画でした。
Q:研修旅行委員として頑張ったことは?
A:本当に白紙の状態からの研修旅行。1から、いえ0からのスタートでした。
最初は右も左も分からず何から手をつければ良いのかすらわかりませんでした。
HISの担当者様と共に約一年かけて旅行のプランや、この旅行を通じて何を感じ学んでもらいたいかを第一に考え作り上げてきました。
研修旅行委員として、作り上げる段階では壁にぶち当たり、投げ出したくなりたくなることもなりましたが、品川翔英で過ごす高校生活を思い返した時に「あれ楽しかったよね」と思い返してもらえる瞬間が有れば、という思いでやってこれました。
先生方や業者の方、保護者様など大人の方々に揉まれながら行ったこの研修旅行は、少し早めの社会経験を積んでいるかのようでした。
試行錯誤を重ねて作り上げたプランを実際に生徒たちが笑顔で楽しい!と言ってくれた瞬間は何より嬉しく、今までにない達成感を覚えました。
研修旅行委員をしてよかったなと心から思えた瞬間です。
Q:研修旅行を通して学んだことは?
A:今回の屋久島研修旅行を通じて学んだことは2点あります。
一つ目は、[計画する大事さと実行する力]です。
まず屋久島の研修旅行を行うにあたって、何を行うか、何を学ぶか、何を目的とするかなど沢山計画を立てました。
計画を確実に立てるのはとても大切なことですか、それ以上に大変なのがその計画したものを実行に移すことです。
どれだけ緻密に計画をしていても実際に行うとギャップが生まれます。
事前に計画を立てることは大事ですが、計画したものを上手に行動に移す行動力と臨機応変に対応できることが大事だ思いました。
計画を立て実際に行動し、学び、それてまた新たに実行する。
このサイクルが必須です。
二つ目は、[集団行動において協調性と自律性を両立すること]です。
集団行動において協調性つまり、周りと協力して取り組むなどはよく言われますが、私は同時に自律性も大事だと思いました。
協力して取り組む前に、まずは自分の管理ができてなければ周りを見て行動することができません。
周りを見れていたとしても、自分のことをおそろかにしていては周りの足を引っ張ってしまうのです。
ですので協調性と自律性両方を兼ね備えてこそ、良い集団行動が実現できると思いました。
日程
1日目:羽田空港から鹿児島空港へ移動、のちフェリーで屋久島へ
2日目:午前4時にホテルを出発し、縄文杉までのトレッキング
3日目:白谷雲水峡トレッキング、リバーカヤック or ヤクスギクラフト体験
4日目:屋久島から鹿児島空港へ移動、羽田空港にて解散