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【屋久島研修旅行の事後学習を行いました!】
授業・学び
8月23日から27日にかけて行っていた研修旅行の“事後学習”を放課後に実施しました。
品川翔英高校では、“修学旅行”でなく、”研修旅行”と呼んでいます。
旅行に行くだけではなく、“学びに行く”旅行と位置付けているからです。
事前学習(予見)→現地での旅行(遂行)→事後学習(省察)の流れで研修旅行も学習をしています。
今回は事後学習の一部を紹介させていただきます!
・食文化担当班
事前学習では九州の郷土料理について調べてくれていた班でした。
トビウオや首折れサバなどの郷土料理の種類、さらに味付けに関して調べていました。
現地に行き実際に食事をしての感想は「九州の料理は甘めの味付けが多かった!」
その時に感じた「Why?」
なぜ味が甘めなのだろう?
という気づきが生徒たちからありました。
自分たちなりの答えは…
「気温が高く、エネルギーが必要で甘いものを欲するから!」
事後学習で調べると実際にそうであったという報告もありました。
このように感じた体験と調べた結果を結びつける発表は研修旅行ならではです。
現地に行き自分たちで食して、気温や湿度を感じないとわからないことです。
行動しないと実感できないという経験は、将来どの職業についても、どの立場、役職についても大切な経験です。
他の班の生徒たちも各自が感じたことを、事前学習と体験したことを結びつけ発表をしてくれました。
「屋久島に行けば人生観が変わる」
事前にそのように言われ、本当にその通りだったと熱く語ってくれた生徒もいました。
現地の人たちが何世代にも渡り、樹齢1000年を超えた屋久杉を保護する世代を超えた団結力。これを肌で感じた経験。
11時間自然の中をトレッキングした経験。
普段は電波が通っていることが当たり前で便利な都会に住んでいる生徒ですが、それがない屋久島では自然の偉大さをより感じることができたのではないかと思います。
スマートフォンや教科書で見て学んだ単なる知識が、体感・体験をともなった強固な知識に変化しました。
全てにおいて体験というものは大切です。
生徒にとってとても意義のある研修旅行になりました。
行動すれば人生観が変わる。という経験を体験した生徒たち。
今後もこの経験を活かしてより豊かな、学び続ける人生を歩み続けてもらいたいと思います。