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9コースから選べる5年生研修旅行 2【小豆島コース】

授業・学び

本校の研修旅行では、行先や日程の決定、またその運営をすべて生徒が行います。
5年生は9コースの企画があり、それぞれの企画が最適な時期に研修旅行を行うことになっています。
今回、小豆島コースの研修旅行が実施されました。
小豆島コースを企画・運営した代表生徒に、研修旅行を終えての感想を聞きましたので、Q&A形式でお伝えします。

Q:研修旅行を終えての感想は?
A:定員を大幅に超える応募により、一時はどうなるかと思いましたが、希望者全員で参加できたということが全体を通して1番嬉しかったです。
小豆島は他のメジャーなコースと比べてあまり馴染みのない場所ではありましたが、身近にある自然と触れ合えたこと、そして島ならではの海の美しさには圧巻されました。
コロナウイルスや受験勉強等、一人一人悩みや不安はつきものですが、小豆島が育んだ自然の力で各々が良いリフレッシュができたと思います。
とても良い5日間を過ごせました。

Q:研修旅行委員として頑張ったことは?
A:小豆島コースは前半、後半と人員を分けての参加となったのですが、私は前半の班長を任されたため、研修旅行当日の指揮や運営に力を入れて頑張りました。
研修旅行や本校の方針にもある通り、基本生徒主体で行動するため、現地での点呼や伝達事項等、生徒達が不自由なく行動できるよう、責任をもって研修旅行委員で助け合いました。
特に2日目の行動班ごとの活動では、4つのバスに別れて臨んだのですが、先生方の人数と添乗員の方の人数の都合上1つのバスは私を含む生徒のみとなったため、その時の責任感は重大でした。
ですが、声かけや点呼を重点的に行ったため迷子や事故等もなく安全に進めることができました。
至らぬ点もあったと思いますが、視野を広く持つこと、臨機応変な対応等自分自身のスキルアップにもつながったため、とても達成感があります。
また、前半の生徒の方々からの協力や理解もあったため、滞りなく研修旅行を進められたとも思っています。
その点ではこの研修旅行は各々が少しずつ頑張って協力して、みんなで作り上げれたものだと思いますね。
みんなにありがとうと伝えたいです。

Q:研修旅行を通して学んだことは?
A:研修旅行を通して学んだことは、コミュニケーションの重要性です。
話を聞くとはもちろん、自ら進んで発言をすることによって誰かの手助けになる、ということを身をもって知りました。
翌日の伝達事項の発信の役割も担っていたため、正確に、わかりやすく伝えることを意識し、また他の生徒から気軽に質問を受け取れるように、事前学習の時点から生徒同士でのコミュニケーションも大切にしました。
自分の発言によって明日の自分達の行動が左右される、と考えるとプレッシャーを感じましたが、いざその時になると肩の力を抜いて話すことができたため、自分自身の成長も感じました。
計画の段階でも、旅行委員はもちろん旅行会社の方や先生方、全てが連携しないと今回のような安全に楽しめる研修旅行は作れなかったように思います。
そのためには、相手に必要な時間をかけていただくためにも期日は守ること、何度も修正点がないか見直しをすること等も大切にしました。
これらは今回だけでなく、社会に出てからや、人間としても根本的に重視される能力だと思います。
そのようなことを今高校2年生という時期から知ることができてよかったと思いました。

日程
1日目
新幹線で東京→岡山
岡山からマリンライナーで高松
高松からフェリーで小豆島

2日目
4つの行動班に分かれて各班で
・オリーブ園
・しょうゆ記念館
・手延べそうめん体験
・寒霞渓ロープウェイ
・芸術祭見学

3日目
・お猿の国見学
・班別行動

4日目
小豆島からフェリーで高松へ移動
うどんづくり体験
着物体験→高松散策

5日目
高松からマリンライナーで岡山
岡山から新幹線で東京