TOPICS
トピックス
メンターウィーク企画:【警視庁ツアー】
授業・学び
品川翔英では、生徒が自分で選ぶ担任を「メンター」と呼びます。
各メンターは生徒が視野を広げたり成長したりするのに必要と考える講座を長期休暇中に企画し、参加希望の生徒を募ります。
これらの企画は教員が教科や興味や関心、得意なことを活かして行われ、この講座が開かれる期間を「メンターウィーク(MW)」と呼んでいます。
受験対策や補習など、授業の延長線上に位置する講座もありますが、普段の教科学習では体験できないような活動も多く体験でき、非認知能力の育成が期待されます。
以下、体育科の高木・宮武から報告です。
+++
7月27日(木)中学生30名、高校生4名で警視庁本部ツアーを実施いたしました。
〇実施目的
1. 正確な情報を身に着け、犯罪に巻き込まれないようにするため
2.実際に働く警察官の業務を見て、東京都の安全はどのように守られているか認識するため
〇実施内容
警視庁では、警察官の職務内容を知ることができるビデオ鑑賞(クイズ形式)、110番通報が掛かってくる通信指令室の見学、警視庁の歴史を感じることができる資料館見学をさせていただきました。
交番業務や、パトロールを行う意義などについても詳しくお話ししていただきました。また生徒たちが一番興味を示していたところは、事件などが発生時の対応や、職務質問についてです。普段の生活やドラマで見たことのある光景は、実際どのような対応をしているのかを聞き、勉強になった様子でした。
通信指令センターの見学をした際には、23区内だけで「1日5000件」を超える、通報がかかってくることを聞き驚きの様子でした。(5秒に一回電話がかかってくるそうです!)
通報をする際には「内容」や「場所」をタブレットなどに書くことや、事件や事故を目撃した際に場所が分からない場合は、近くの電柱や消火器などに番号が書いてあるため、その住所を伝えるなどレクチャーしてもらいました。
〇講座を通じて…
参加した生徒たちは、初めて見る警視庁の内部に興味津々の様子でした。また警察官の方からお話ししていただく中で、これから自分たちが生き抜く社会では、どのようなことが問題となり、どのようなことが起こりうるのか考える良いきっかけになったと思います。
自分が住む街の安全は「誰が」「どのように」守ってくれているのかを認識したとき、初めて「法を守ることの大切さ」、「無知の恐ろしさ」を体感することになると思います。
併せて、この街を支えてくれている警察官その魅力や努力を感じることができた良いツアーとなりました。