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メンターウィーク企画:【刑事裁判を傍聴しよう】

授業・学び

【 メンターウィークとは… 】
品川翔英では、生徒が自分で選ぶ担任を「メンター」と呼びます。
各メンターは生徒が視野を広げたり成長したりするのに必要と考える講座を長期休暇中に企画し、参加希望の生徒を募ります。
これらの企画は教員が教科や興味や関心、得意なことを活かして行われ、この講座が開かれる期間を「メンターウィーク(MW)」と呼んでいます。
受験対策や補習など、授業の延長線上に位置する講座もありますが、普段の教科学習では体験できないような活動も多く体験でき、非認知能力の育成が期待されます。
以下、社会科吉成よりご報告です。

7月28日(金)の午後、希望者で東京地方裁判所へ裁判傍聴に行きました。
中高生合わせて、35名が参加しました。

〇実施目的
・裁判のしくみについて理解すること

〇実施内容
当日は、正面玄関で荷物検査などを受けた後は、ロビーにある開廷表から「どの法廷で、何の裁判を傍聴するか」を選び、自由に裁判を傍聴しました。
夏休みということもあって、どの法廷も開廷前から傍聴希望者の列ができていました。
生徒たちは目の前で本物の裁判が行われているのを見て緊張しながらも、真剣な表情で傍聴をしていました。
今回、法廷内の見学も特別に許可していただき、裁判官の席にも座らせていただくなど貴重な体験もできました。
傍聴を終えた後は全員で法廷に集まり、裁判官より刑事裁判の流れや裁判員制度についての説明を受け、「法と正義」に関する意識を高めることができたようです。

傍聴を終えて正門前で(公道に面しているため全員での記念写真は控えました) 

希望者は隣接の法務省赤れんが棟法務資料展示室も見学しました

〇講座を通じて…
18歳になったら裁判員に選出される可能性があり、裁判員として裁判にかかわることは「他人の人生を左右する」大切な役割を担うことでもあります。
特に高校生は自分の目で厳粛な裁判を受ける人の姿を見て、18歳で成人を迎えることへの意識も高まったようです。