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メンターウィーク企画:【渋谷フィールドワーク】
授業・学び
【 メンターウィークとは… 】
品川翔英では、生徒が自分で選ぶ担任を「メンター」と呼びます。
各メンターは生徒が視野を広げたり成長したりするのに必要と考える講座を長期休暇中に企画し、参加希望の生徒を募ります。
これらの企画は教員が教科や興味や関心、得意なことを活かして行われ、この講座が開かれる期間を「メンターウィーク(MW)」と呼んでいます。
受験対策や補習など、授業の延長線上に位置する講座もありますが、普段の教科学習では体験できないような活動も多く体験でき、非認知能力の育成が期待されます。
以下、社会科の結城・相宮よりご報告です。
7月26日(土)に、中学生5名と渋谷フィールドワークを実施しました。
〇実施目的
・普段から利用する駅や街の特徴を捉えること
・自分たちが生きていく社会に関心を持つこと
〇実施内容
今回のフィールドワークを行う前に事前学習として、あらかじめ渋谷に来る人の「①性別、②年齢層、③訪れた目的」を予想しました。
この企画を実施した背景には、Learner’sTime内で「学校周辺の駅の利用者を調べる」というフィールドワークを実施しました。今回は「渋谷駅」と「品川駅」を比較し、実際の利用者にインタビューなども行いながら調査を進めていきました。
生徒たちの予想は、「渋谷は品川と比べて娯楽目的の若い女性が多い」のではないかと予想し、渋谷に向かいました。しかし、実地調査を行うと、「働く人」が多くいたことに驚いていました。
〇フィールドワークを通じて…
自分たちの予想とは異なる結果となった際に、「なぜ?」と疑問を抱くことができました。
引率教員より「渋谷駅も再開発の中でオフィスが増加し、街も変化していること」を話すと、納得した様子でした。この学習を通じて、自分たちの街に関心を持ち、考えるきっかけとなりました。
本校では、こういった「探究心」を持つ生徒が育成できるよう、「Learner’sTime」を設けています。