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メンターウィーク企画:【大井町自然再生観察園で生態系とホタルの生育環境を学ぶ】

授業・学び

【 メンターウィークとは… 】
品川翔英では、生徒が自分で選ぶ担任を「メンター」と呼びます。
各メンターは生徒が視野を広げたり成長したりするのに必要と考える講座を長期休暇中に企画し、参加希望の生徒を募ります。
これらの企画は教員が教科や興味や関心、得意なことを活かして行われ、この講座が開かれる期間を「メンターウィーク(MW)」と呼んでいます。
受験対策や補習など、授業の延長線上に位置する講座もありますが、普段の教科学習では体験できないような活動も多く体験でき、非認知能力の育成が期待されます。
以下、理科の小澤よりご報告です。

〇実施目的
・品川区でホタルが自生している大井町自然再生観察園にて、ホタルの生育環境や生態系を学ぶとともに、動植物の観察をすること
〇実施内容
7月27日(木)に中学生3名と大井町自然再生観察園で植物や昆虫の観察を行いました。
大井町自然再生観察園は、都内でホタルが生育できる大型ビオトープで、ホタルの生息できる環境と生物多様性を観察できる場所です。
今回は、校内で再生園が出来るまでの流れを学んだあと、現地で実習を行いました。
実習中に観察できた主な生物は、ミンミンゼミ(セミの抜け殻多数)、シオカラトンボ、アオスジアゲハやカナブンなどの昆虫、メダカなどの水生生物、シダ植物、サルスベリ、アジサイ、ドクダミ・・・(その他植物多数)などです。 暑い中での実習となりましたが、普段は近くで見ることができない昆虫を間近で観察することができ、お互いに生物について意見を語りあう姿が印象的でした。帰校後はレポートを作成し学びを深めました。

〇講座を通じて…
参加生徒の感想には、「今回の講座で、虫や植物の構造や特性などを知ることができた。たくさん蚊に刺されてしまったけれどもとても楽しかった」、「行きと帰りにも(道路)多くの昆虫がいたので、街中でも見ることができるのだと驚いた」、「観察したいものは見れたし、再生園内は涼しかったので観察もしやすかった」、等、実習を通してホタルの生育環境と生物多様性を学ぶことができたようです。