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【メンターウィークⅠ】鎌倉散策

授業・学び

先週実施をしたメンターウィークⅠの様子をお伝えするシリーズ⑦です。


鎌倉散策は観光各所を巡りながら、実体験を通して様々なことに興味関心を抱くことを目的とした講座です。

朝10時鎌倉駅西口時計台前集合。
集合後小町通りを通り、鶴岡八幡宮を訪れ、そのまま徒歩で由比ヶ浜へ行きました。
一部の生徒は海岸に落ちているゴミを自主的に拾っている生徒もいました。
生徒達からは「海岸で清掃活動もしてみたいです!」という前向きな声も出てきました。
中学のLEARNER'S TIMEで学校周辺の清掃活動を行なった成果がこのような場所でも発揮されており、生徒の成長が感じられた瞬間でした。

その後由比ヶ浜駅から江ノ電に乗り、江ノ島まで行きました。
生徒達からは
「なんで江ノ電は一車線なの?」
「なんで民家と電車の距離がこんなに近いの?」
「どうやって来る電車と向かう電車がうまい具合にぶつからないの?」
などいろんな「なんで?」が飛び出しました。
電車の走る距離、出発した時間を計算することでぶつからなかったり、鎌倉の歴史を調べてみれば、なぜ江ノ電ができて、民家とこんなにも近いのがわかります。
他にも、
「先生!!なんで江ノ島にコンビニがないの??飲み物全部高い!!」
「先生!!どうやって島の奥地に家を建てたの??」
「海の目の前だから錆びないもので家を建築しなくちゃいけないからどんなモノで加工しているんだろう?」
など多くの「なぜ?なんで?」が出ました。
観光地に行くと物価が上がるのは需要と供給の均衡点が上がっていることが実感できたり、江ノ島にコンビニがないことは島全体の経営戦略ではないかなど推測したりしました。

多くのなぜ?を持ち帰り、各自家で調べてることが学習に繋がります。
教科書の情報を入れるだけより、実際に行動し自分で感じたなぜ?を学習した方が頭に残りやすいですし、夢中になります。
人間はどこから学習に対する内発動機付けがされるかわかりません。
自分が行動し、体験し、体感することで新たな発見、学びに繋がります。