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【4年生(高1)の探究活動について】

授業・学び

【探究活動の目標】
今日は、4年生が行っている探究活動についてご紹介します。
総合的な探究の時間では、変化の激しい社会を生き抜く生徒たちが、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしています。

【4年(高1)1・2学期の活動】
 高校1年生の1・2学期の総合的な探究の時間では「次の時代に求められる力」や「描いた未来を実現する力」、「他者の視点を描く力」、「意志を持ち社会を生きる力」について考えました。生徒たちが自分の生き方に誇りを持ち社会に出ていけるよう、さまざまな知識をインプットする時間を設けてきました。

【4年(高1)3学期の活動】
 3学期は、コース・クラスの枠を超えてグループを編成し、学んだことを活かすために、個人探究を実施しました。 自分の興味・関心があること、または地域・社会、世界の困りごとについて自ら問いや課題を設定し、情報収集や整理・分析を行い、まとめました。
 最初は緊張した様子でしたが、自分たちで自己紹介やアイスブレイクを行い、話しやすい環境を整え取り組んでいました。

【発表】
 2月15日(水)、班内発表を行いました。フィードバックシートを用いて、生徒たちで班内のメンバーの評価をしていきました。フィードバックをする際に大切にしていたことは、点数を付けるだけでなく、「どのようなところが良かったのか」、「どのようにするともっとわかりやすくなるのか」など、アドバイスも記入するように声掛けしました。
 そして、各班で1番評価の高かった生徒は、2月22日(水)にグループ全体に発表を行いました。ここでもフィードバックシートを用いて評価し、各グループで最も評価が高かった人を表彰していきます。

発表例
・現在の日本の社会的強者と社会的弱者
・有名なロゴマークを関数で表す
・なぜ日本で臓器移植をする人が少ないのか
・なぜ、イギリスは世界の覇権を長い間握れていたのか?
・なぜ日本のアニメは海外で人気なのか
・身近にあるガラスの構造なぜ地方によって教育格差があるのか

フィードバックシート

 生徒たちが、今学校で学んでいることが社会に出たとき、どのように活かされていくのかを理解したとき、学び続けることの大切さを体感できるようになります。この時間を通して学ぶことの愉しさを理解し、もっと専門的な知識を身に付けたいと思えるような時間となるよう、今後も取り組んでいきます。