4月14日(日)から中体連のブロック大会があり、本校の生徒一名が4位で都大会進出を決めました。
4月28日(日)に行われた都大会出場決定戦の様子を報告します。

都大会出場決定戦の初戦の相手は、とても強敵でしたが、大接戦の末、タイブレークを7-0で圧倒して、ベスト8に食い込みました。

2回戦目は途中足が痙攣したものの粘り勝ち、ベスト4に躍り出ました。
3回戦目(セミファイナル)の相手は第1シードの選手でした。サービスがとても速い相手でしたが、タイミング完璧にリターンし、ブレイクに成功し、2ゲームも奪いました。
この相手がゲームをとられることは滅多にないため、会場ではどよめきがおこりました。
最後は3位決定戦でした。
2ゲーム連取されましたが、丁寧な返球と、堅実なネットプレーにより、追いつき、タイブレークに持ち込みました。
ついには互いにマッチポイントを3回握り、どちらも譲らないシーソーゲームになりました。隣のコートで行われていた決勝戦の方が先に終了して、コートにはこの2人だけが残り、全員の注目が集まる大熱戦となりました。
最終的に10-12で敗れてしまいましたが、数々の強敵を制して、第2シードの相手をここまで追い詰めたことは見事だとしか言いようがありません。
最後は、会場一体が応援モードとなり、一球一球に拍手がわき起こりました。
一度は敵となり戦った者が、お互いを称えて、試合の際は全力で応援をするというところに、爽やかなスポーツマンシップを感じました。
この調子で、都大会でも良いゲームをしてくれることを期待しています！



硬式テニス部顧問：苅谷